2021年 04月 03日
高野山一人旅 2日目⑧ 角濱の胡麻豆腐料理
高野山の旅も終わりに近づいて来ました。
旅の最後は、やっぱり、うまいもんで締めたいですよね~!(≧▽≦)
そこで、高野山と言えば、なんといっても「胡麻豆腐」!
昔から、お坊様方の栄養食として作られて来ました。
材料は「胡麻・吉野葛・水」というシンプルなものですが、
濃厚な胡麻の風味と、もちもちした食感が独特で、
精進料理に欠かせない一品になっています。
私も、自分で作ったことがあります。(・∀・)♪
出来るだけ簡単にと、練りごまを使って作りましたが、
くず粉を入れて練り続けるのが、ま~大変!(>_<)
相当な力仕事です。
休んだらダマが出来てしまいますので、ひたすら練り続けます。
高野山の宿坊で出される胡麻豆腐は、やっぱり各お寺でお坊様方が手作りされているんでしょうか?
お料理をするのも修行の一つ、と言われますが、なかなか大変ですよね。
高野町にある、胡麻豆腐の老舗などでも、最近は機械で練っている所がほとんどのようです。
明治時代創業の「濱田屋」さんのホームページを見ていて驚いたのですが、
なんと、濱田屋さんでは、材料を機械に入れて練り込んでいく時、
毎回必ず、ご主人が「南無大師遍照金剛」を3回唱え、更に「般若心経」を1回唱えるそうです。
さすがお大師様のおひざ元と言うだけありますね~!(*‘∀‘)
なんだか、ありがたーい胡麻豆腐ですよね。
さてさて、私は、胡麻豆腐の専門店「角濱(かどはま)」で、昼食を頂くことにしました。
胡麻豆腐が盛りだくさんのランチがあるそうで、以前から、一度行ってみたいと思っていました。
ランチを目指して、金剛峯寺を11時45分に出発。
千住博さんの襖絵の感動冷めやらぬまま、高野町の町を、足取りも軽く歩いて行きます。
大門のほど近く、角濱さんに着きました。
12時少し前だったので、まだ人が少なく、そのまま店内に案内されました。
外から見るとこんな感じで、こじんまりしています。
でも、中に入ると、中2階のようなオシャレな建て方で、思ったよりも広ーい!
1階は胡麻豆腐の販売、中2階がお食事スペースになっていました。
センス良いインテリアで、ステキなお店です。
ちょっと逆光で写真が暗くなってしまいましたが、お食事スペースです。
メニュー表を見てみます。
何にしようかな。(・∀・)♪
お店お薦めは、2種類のランチです。
それにしても、スゴい名前ですね~。さすが高野山!(笑)
金剛界曼荼羅と、胎蔵界曼荼羅から名付けたんですね。
「金剛懐石」1900円ナリ。
こちらは「胎蔵懐石」1900円ナリ。
どちらも、胡麻豆腐をいろいろとアレンジしてあるのですが、
ちょっとづつ違うので、どっちにしようか迷います。
結局、「胡麻豆腐の天ぷら」と「抹茶の胡麻豆腐」が決め手となり、
金剛懐石を頼みました。
来たーーーーっ!(≧▽≦)♪
窓際のお席で頂きます。
こちらが、金剛懐石です。
わ~♥(≧▽≦) キレイな盛り付けにテンションが上がります。
9つに仕切られた木のお弁当箱に、さまざまに工夫された胡麻豆腐が並びます。
上の写真左から右へと、ご紹介します。
上段・・・(左)胡麻豆腐お造り・(中)角揚げ・(右)デザート胡麻豆腐(この日はレモン胡麻豆腐)
中段・・・(左)焼き豆腐・(中)胡麻豆腐天ぷら・(右)高野豆腐含め煮
下段・・・(左)抹茶胡麻豆腐・(中)ひろうす煮・(右)お漬物
炊き込みご飯やお吸い物もセットになっていて、
お肉や魚も無いのに、大満足でした。
胡麻豆腐といえども、いろんな食べ方があるんですね~。(・∀・)
これだけ胡麻豆腐を食べても、全然飽きが来ないし、全部美味しい!
見た目も味も楽しめて、お腹も充分でした。(≧▽≦)♪
しかし・・・。
食後はついつい、メニューの甘い物が気になってしまいます。(大の甘党!)
この日は昨日と比べると、打って変わっての寒さでして、
「ぜんざいお願いしま~す♪」と、即、注文しました。(笑)
ところが、メニューには写真が載っているのですが、
ぜんざいだから、少し小ぶりなお椀に入っているだろう、と、
勝手に思い込んでいた私。
運ばれて来たぜんざいのお椀が相当デカくて、ぶったまげました。(;゚Д゚)
ぜんざいで680円って、ちょっと高いなぁと、思ってたんですよね。
なるほどね。この大きさなら、そりゃ680円するでしょう。(笑)
まんまる! ジュピター出たっ!(◎_◎;)
これもう、木星そのもの。(笑)
by marutoro5
| 2021-04-03 00:10
| お出かけ
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